情報処理安全確保支援士試験のおすすめ教材・サイトについて

情報処理安全確保支援士試験は平成29年4月16日が第一回目の試験となり、試験の歴史がとても浅いです。

一般的に試験の歴史が浅いほど情報が少なく、試験対策は難しくなります。

しかし、情報処理安全確保支援士試験は、前身である情報セキュリティスペシャリスト試験と同様の出題内容・範囲となり、それを含めると平成21年度春季試験から計18回試験が実施されています。

計18回分の過去問題があるため、試験の傾向が掴みやすく、問題の重複等も出てきています。

もちろん扱っている内容が情報セキュリティに関する内容のため、性質的に古い情報が役に立たないこともあります。

そのあたりも含め、試験勉強に使えるおすすめの教材とサイトを紹介したいと思います。

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書籍

昨今、検索をすればインターネット上で必要な情報は簡単に集まります。

しかし、得られる情報は断片的なものとなり、関連の項目等は別途検索する必要が出てきます。

そういった非効率な学習方法で得られる効果は非常に薄いため、合格者のほとんどの方は何冊か書籍を購入していると思います。

大抵の書籍では試験範囲について体系的に記述してあるため、順に読み進めることで効率的に学習を進めることが可能となっています。(独立した章などは順番は問いません。)

数ある中で評判が高く、私自身も使用したテキストを紹介します。

情報処理教科書 情報処理安全確保支援士 2018年版

情報処理教科書 情報処理安全確保支援士 2018年版 (EXAMPRESS) [ 上原 孝之 ]

価格:3,110円
(2017/12/1 時点)


情報処理安全確保支援士試験のシラバスに準拠したテキストとなっており、体系的な学習が可能となっています。

何より他のテキストと比べても非常に分厚く(なんと800ページ)、情報量も圧倒的です。これ1冊あれば他のテキストが不要な程です。

試験合格が目的ではなく、情報処理安全確保士としてしっかり活躍するのを目指している方は絶対に購入するべき1冊だと思います。

ただし、いくつか欠点もあります。

・情報量が多すぎて読み切れない
とにかく情報が多いため、全て覚えるのは不可能に近いです。
また、試験合格の観点では重要ではない項目も深く説明されているため、短期間で合格を目指す方にとっては非常に大きな欠点だとは思います。
後の試験対策の項目で説明しますが、一度軽く目を通してあとは情報を深堀するために使用するのがいいかと思います。

・重くて持ち運ぶのが億劫
800ページもあるため物理的に重いです。
鞄に忍ばせて空き時間に読む、といった用法には向いていません。かといって電子書籍版だと、関連ページを行ったり来たりが難しく使い勝手がよくありません。
家などで腰を据えて学習するのに向いているテキストだと思います。

ポケットスタディ情報処理安全確保支援士

ポケットスタディ情報処理安全確保支援士 [ 村山直紀 ]

価格:1,620円
(2017/12/1 時点)

ポケットスタディと名に付いている通り、コンパクトなテキストです。

コンパクトゆえ、的を絞りに絞ってあります。

本書最大の特徴は「速攻サプリ」という項目です。
過去に実施された午後試験の記述問題をパターン毎に分け、それぞれ解答例が記載してあります。「○○という趣旨の問題がきたらこう答えろ!」といった学習方法となり、試験当日に設問がどのパターンに属するかを判断し、暗記した解答例を元に回答することで午後試験の点数アップや回答時間の削減に大きく役に立ちます。

午後対策は問題が絞れないため非常に難しく、大抵のテキストでは数年分の過去問に対して詳しく解説しておしまいです。そして、それはあくまでもその時実施された試験の解説となるため、午後対策というよりは午後解説といった感じが強いです。

そういった点で本書は午後試験で点数をとるための方法に特化しており、午後対策の本としては非常に有用だと思います。

欠点は以下の通りです。

・的を絞りすぎているため、ある程度知識がないと難しい
1から勉強を始める人が本書を読んでもほとんど理解できないと思います。
ある程度勉強が進み知識が付いてきた人が午後対策として購入する、といった書籍となります。

・試験合格のみを照準にしている
試験に合格することのみを照準にしているため、支援士として知識レベルが上がるかと言われると少し微妙だと感じます。(もちろん意味ないことはありません)

サイト

試験を受けた方の大半が使われているであろうサイトを紹介します。

午前Ⅰ試験対策サイト

午前Ⅰ試験は高度情報処理技術者試験共通の問題で、試験の範囲・内容は応用情報技術者試験の午前試験とまったく一緒となっています。
(出題問題数・試験時間は違うので注意してください。)

そのため対策としては応用情報技術者試験の午前対策と全く一緒となります。

午前Ⅰ試験対策でおすすめのサイトは以下のものとなります。

応用情報技術者過去問道場 – 応用情報技術者試験ドットコム

1問答えるごとに解答と解説が表示され、間違えた場合もすぐに間違えた原因を学習することができます。

また、ユーザ登録することで学習履歴を記録することができ、自分の成長が見えやすく、モチベーションも維持しやすい非常に有用なサイトとなっています。

午前Ⅱ試験対策サイト

過去問道場のSC試験版で、午前Ⅱ試験の過去問題(全17回)が全て学習できるWebサイトです。

情報処理安全確保支援士過去問道場 – 情報処理安全確保支援士ドットコム

応用情報技術者試験の過去問道場と同様、ユーザ登録することで学習履歴の記録も可能です。

上記2サイトは試験会場で試験直前までスマホで過去問道場の問題を解いている受験者も多いです。

まとめ

情報処理何全確保支援士試験は一夜漬けで合格できるような試験ではありません。

どの試験にも共通して言えますが、直前に詰め込む学習ではなく、日々の積み重ねが非常に重要になります。

自分なりのルール(一日道場20問、参考書20ページ等)を決めて、日々の学習に取り組んで頂ければと思います。